節税には「3つのレベル」と「2つの種類」があるのをご存知ですか?
“節税” と ひと口に言われていますが、実はその内容には大きな違いがあります。
利益が出るので 「消耗品を買おう」 「保険に入ろう」 「旅行に行こう」 「車を買おう」という節税対策ももちろんわかります。
しかしながら、税制は毎年変わります。昨今は少子高齢化、経済のグローバル化などの影響もあり、税制には時代の潮流が意図的に反映される。
これを踏まえると、貴社の経営にとっての節税対策はいかがでしょう。会社の資金繰りへの影響、持続可能な企業(SDGs)に向けての歩みにリスクが伴うことはないでしょうか。
節税 「3つのレベル」
節税には以下のレベル(考え方)があることを、ぜひ押さえてください。
Level 1 利益も資金も減る節税
Level 2 利益を減らす節税
Level 3 利益も資金も減らない節税
そして「2つの種類」の節税へ
以下の2種類が当てはまります。
税率改正を見越した 永久節税
利益を繰り延べる 繰延節税
これらを ”どのような税制” や “商品” でどのタイミングで活用するかが経営者の思案のしどころ。
実行には専門家の知識が必要となる部分です。
しかし、まずは “節税には選択肢がある”
この考え方をみなさまにはぜひ押さえていただければと思います。
いかがでしたか。あなたにとってなにがしかのヒントになればうれしいです。
税制改正の動きとともに「3つのレベル」と「2つの種類」を活かした節税対策を
symphony は設備投資計画や人材投資計画なども視野に入れながら、企業に適した節税提案を行います。
実務での節税と税務調査
税務調査ではシロ・クロがはっきりしているものは明確ですが、税法が規定していないものや法律の読み方により解釈が異なる、いわゆるグレーゾーンについて争うことが多くなっています。
節税スキームは法律の立法趣旨まで遡って検討し、十分な証拠資料を取り揃えておくことが重要であると symphony は考えています。これにより税務調査での折衝力が高められるからです。
付記)TAXレバレッジ効果
~100万円の節税をすると一体いくらの売上に匹敵するか ~
次の事例では100万円の節税を行うと、単純計算で約3,300万円の売り上げに匹敵するとわかります。
実際にはこのような単純な計算ではありませんが、会社でできる原価率や経費の見直しとともに、所得控除や税額控除など税制を活用した節税対策を検討すると大きな効果をもたらせます。
売上高 | 20,000万円 | |
原価・経費 | 18,000万円 | |
経常利益 | 2,000万円 | 経常利益率 10% |
法人税等 | 600万円 | 実効税率 約30% |
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