課長

「最近の趣味はランニング、そして食べること。料理は作る方ではなく、ひたすら食べる専門です」と笑う石原さん。「そして毎朝の日課はスケジュールの確認と情報収集です」。

「常にお客さまにとって近い存在でありたい、そう思っています」と日々の想いを語ってくださった。

会計事務所は、会社経営の資金面をサポートする目的があります。お互いに全部を話さないと前へ進めないこともあります。お客さまに向かっていく、お客さまと相対する感覚を持ち日々臨んでいます

新入社員時代に見えてきた自分の道

石原さんは東京の大学に進学。卒業時に地元静岡県の信用金庫に就職。そして2006年、シンフォニー(当時は新井経営会計)の一員となった。「信用金庫は地元企業の潤滑油として、たとえば運転資金のお手伝いをするなど重要な役割を担っています。信金マンとしてお客さまとのおつきあいを重ねていくのですが、次第に気持ちに変化が出てきました。会社と会社だけではなく、お客さま個人に近いところにいたいと思うようになったのです。共に歩みを進めていけたなら素晴らしいな、と」。「たとえば、会社がよくなり、自分もよくなるようなウィンウィンの関係です。そうして金融機関よりも近いのは会計事務所かもしれない、と思うに至ったのでした」と振り返る。

シンフォニーとの出会い

「会計求人ウェブサイトがありまして、そこで未経験者でも受け入れてくださる事務所を探していたところ、シンフォニー出会うことができました。当時(10年前)は、新卒募集も多く求職者のライバルが並んでいました。そのような環境の中、一番早く連絡をくださったのがシンフォニーでもありました」。「転職を考え始めたころには悩みもあり、お客さまにも相談したことがありました。そうしたらお客さまが “やっぱり一回は東京のビジネス環境を知った方がよいよ” とおっしゃってくれて。それでその言葉に甘えました」と笑いを挟む。

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入社1~2年、そして7~8年目を振り返る

「入社後、1年間は先輩についてお客さまを回り、2年目からは一人で動く場面も出てきました。仕事の全体像が見えて来たといえるのはこの7~8年くらいですかね。お客さまから聞かれる内容も様々です。仕事とは関係のないこともたくさんで、やっぱりそういう面も楽しいですよね」と笑顔に。

「お客さまの経営環境そのものを把握するのは基本ですが、お話しいただく言葉も端々にも気を配ります。できる限り、想像を膨らませながらお客さまのために情報収集を行います」。

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変化のスピードが増す中、心がけていること

「経営をめぐる環境も変化のスピードは増すばかり。いま世の中で何が起きているのか、をつかむようにしています。いつそれらがお客様にかかわってくるかわかりません。広く、を心掛けるのでYahoo!ニュースなどの一般ニュースも含みます。お客さまは会計の情報はなかなかイメージをしづらいので、求められるのは話を深めるきっかけとなる話題。一方で、お客さまは自分の業界のことは常にウォッチされていて、自分のことはわかってほしいと思ってらっしゃる。ですので、お客さまの業界も含め、幅広く情報を収集することが大切ですね」。

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お客さまとの関係を育むために

「石原さんじゃなかったら、(会計事務所を)変えていたかもよ、とお客さまから冗談交じりにおっしゃっていただけたこともあります。そのような関係を築かせていただけたとき、この仕事をしていたよかったなと思いますね」と微笑む。

「会計事務所は、会社経営の資金面をサポートする目的があります。従いまして、お互いに全部を話さないと前へ進めないこともあります。お客さまに向かっていく、お客さまと相対する感覚を持ち日々臨んでいます」。

仕事道具への想い(お客さまのための情報収集

ビジネスは変化の激しい。お客さまを想うと情報収集は大切です。その範囲はほどよく幅広く、そしてお客さまの業界についても収集。想像力をたくましくしていくのがポイントですね。